ののの リアドラ in 静岡

五重の神社三角陣封印結界の謎。菅原道真の封印解除。木花咲耶姫の封印解除。

古代日本の統一

二つの部族:出雲族日向族

 九州のツクシの宮にあった古代王朝ウガヤフキアエズ朝と畿内のアスカの宮にあった古代王朝(仮)ニギハヤヒ朝、この2つの古代王朝を統合するべく動いたのが、日向族(ひむかぞく)と出雲族でした。

 

 前二世紀頃、パミール高原を旅立った2つの部族は陸路と海路にわかれて日本に向かいます。陸路を取った日向族が先に九州に辿り着き、強大な王国を築きます。これを九州王朝、倭国(やまとのくに)と呼びます。

 

 海路を通り、遅れて出雲に辿り着いたのが出雲族でした。二つの部族は、行く度かの戦闘を繰り返し、やがて和合するのですが、この和合に反対する勢力が日向側にいました。これをアマテラスの義弟たちと呼びます。

 

 出雲族は、九州の倭国から今の大宮あたりまでを統一したのです。最後に残っていたのが畿内ニギハヤヒ朝でした。この王朝も、後にニギハヤヒを襲名するイエス・キリストさまの働きにより、出雲王朝と和合を成し遂げます。

 

出雲族日向族のたどった経路

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古代王朝の統合

 日向とウガヤフキアエズ朝の血を引く、彦火火出見尊さま(注1)は、ニギハヤヒ王朝の大王(おおきみ)の末娘に婿入りするために畿内に向かいます。

 

 この時に、日向と出雲の血を引く市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)さまを同行させたのです。市杵島姫命さまは、ニギハヤヒ朝の大王に嫁ぐためでした。

 

 市杵島姫命さまと大王の血を引いた皇子(みこ)と、彦火火出見尊さまと大王の末娘の血を引いた皇女(ひめみこ)とを婚姻させる事で、統一国家の初代の大王と后が誕生する予定でした。

 

 市杵島姫命:出雲 + 日向 

 彦火火出見尊:日向 + ウガヤフキアエズ朝大王

 皇子(市杵島姫命の子):出雲 + 日向 + ニギハヤヒ朝大王

 皇女(彦火火出見尊の子):日向 + ウガヤフキアエズ朝大王 + ニギハヤヒ朝皇女

 

注1:彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)
=後の神武天皇(じんむてんのう)

 

神武東征の意味

 彦火火出見尊さまのご一行は、日向を出た後、宇佐、岡水門、埃宮、高嶋宮を通り畿内に入ります。この間長い歳月を掛けて進むのです。

 

 これは、瀬戸内海周辺に在った諸国への顔見せの旅でもあったのです。瀬戸内海周辺諸国は、出雲王朝の国々でしたから、彦火火出見尊さまと市杵島姫命さまの顔見せの意味合いが有ったのです。

 

 倭国(日向とウガヤフキアエズ朝)側に反対勢力が有った様に、ニギハヤヒ朝側にも反対勢力が存在しました。これが、長髄彦さまを始めとする豪族たちだったのです。

 

 2朝の統合により新しい政権が誕生すると、今までの権力を削がれてしまう豪族たちでした。彼らとの戦いが神武東征で描かれている戦いなのです。

 

大歳の死

 長年の苦難の旅を終えた彦火火出見尊一行は、無事に畿内入りします。

 

 後に、市杵島姫命さまとニギハヤヒの大王との間に産まれた子供が大歳さまでした。2つの古代王朝と、出雲族日向族、この4つの勢力を統合する事の出来る血を引いた希望の星でした。

 

 しかし、この皇子は日向族の執拗な呪詛に耐えかねて、幼くして自死を選んでしまいます。これが、後に大きな遺恨を残す結果と成るのです。

 

 大歳の死を一番悲しんだのが、出雲の素戔嗚尊さまでした。これで、統一国家の初代の大王ニギハヤヒに自分の孫を襲名させると言う夢が潰えてしまったからです。

 

 この責任の追及の矛先は、日向の女王アマテラス(卑弥呼神大市姫)さまに向けられました。

 

 その結果、国譲りの神話が誕生したのです。そして、高天原スサノオが奪う結果と成ったのです。これが、邪神統治時代の始まりなのです。

 

イエス・キリストニギハヤヒ襲名

 出雲王朝とニギハヤヒ朝の和合に貢献したイエス・キリストさまは、ある目的を持ってニギハヤヒを襲名します。

 

 大歳が成人して、ニギハヤヒを襲名するまでのつなぎの役割りが一つありました。もう一つの役割りは、神聖政治の基礎を築く事でした。

 

 大王を補佐する后には、古来より2つの資質が求められていたのです。それが「すなを」と「みやひ」でした。

 

 「すなを」とは、高位の神の言葉を降ろす事の出来る巫女としての能力です。「みやひ」とは、大王の政務補佐官としての執務能力と、臣と民を従える事の出来るカリスマ性を意味するのです。

 

 この2つの資質を兼ね備えた后が、正后となり瀬織津姫と称されたのです。始まりは、ホツマツタエのアマテルさまのキサキ、セオリツヒメ・ホノコさまでした。

 

宮中祭祀瀬織津姫仮説

 葛城王朝の礎をつくられたのが、最後のニギハヤヒイエス・キリスト)さまと妻のマグダラのマリアさま、巫女の市杵島姫さま、教育係のソロモン系の聖母マリアさまでした。

 

 大王の補佐役が瀬織津姫(称号)です。瀬織津姫とは、巫女そしての能力「すなを」と、政務補佐官である皇后としての能力「みやひ」を兼ね備えていなければいけませんでした。

 

 葛城王朝の初代の瀬織津姫役は、巫女役の市杵島姫さまと、政務補佐官としての役割を担ったマグダラのマリアさまでした。この教育にあたられたのが、王族の家系出身のソロモン系の聖母マリアさまだったのです。

 

 これが、葛城王朝の成立にあたって新約聖書に登場する女神さまたちが関わった経緯なのです。

 

神々さまの転生者

 新約聖書に出て来る神々さまの転生者たちが日本神話にも登場します。関係した神々さまを元に並べてみると次の様になるのです。

 

 大物主大神さま:イエス・キリストさま

 白山菊理媛大神さま:マグダラのマリアさまの2魂(指導霊)

 菊理媛大神さま:ソロモン系の聖母マリアさま

 木花咲耶姫大神さま:マグダラのマリアさま

 瀬織津姫大神さま:神大市姫さま

 磐長姫さま:市杵島姫さま

 

 本来であれば、中次役のニギハヤヒイエス・キリスト)さまの後を継いで、初代の統一国家の大王と成る予定だったのが、市杵島姫さまと先代ニギハヤヒさまの子、大歳さまだったのです。

 

神として祭られる大歳さま

 ニギハヤヒに襲名したイエス・キリストさまは、神上がり後、大物主として三輪山に祭られます。

 

 イエス・キリストさまがニギハヤヒを襲名したのは、本来ニギハヤヒを襲名し統一国家の最初の大王となるはずだった、大歳さまの代わりでした。

 

 出雲の素戔嗚尊の孫であり、出雲族の血筋を引く大歳さま、この方が三輪山山頂に祭られている日向御子神(日向王子)が大歳ではないかと推測します。

 

 イエス・キリストさまをニギハヤヒに襲名させ、その名を隠して大歳にすり替える。こうして、歴史に大歳さまの名を刻んだのです。出雲の素戔嗚尊さまの計らいだったのでしょう。

 

大歳さまの物語

 大歳さまは、出雲の素戔嗚尊の子であるとされています。出雲の素戔嗚尊さまとともに、国家統一の偉業をなしとげ、統一国家最初の大王となられたという物語が作られたのです。それゆえ、素戔嗚尊さまを国祖とよび、ニギハヤヒさまを皇祖と呼ぶのです。

 

 静岡浅間神社に在る大歳御祖神社には、最初大歳御祖皇大神として大歳さまが祭られていたのです。

 

 後に、この嘘に気が付いた日向側の権力者たちによりご祭神を換えられてしまったのです。大歳の御祖(親神)である大神市姫さまを祀ると換えられているのです。

 

 大神市姫さまは、大歳さまの祖母にあたる方ですから、あながち間違っていないのです。実はこれ、本当の事を言う事が呪詛になっていたのです。日向から出雲への呪詛だったのです。

 

宮中で祭る神さま

 葛城王朝では、宮中で天照大神さまと大和大国魂大神さまを祀っていました。この2柱の神さまが、日向の神大市姫さまと出雲の素戔嗚尊さまだったのです。

 

 葛城王朝から任那皇孫である崇神朝に変わると、御祭神さまは、大物主さまに変わります。大物主さまは、葛城王朝の創建に貢献したイエス・キリストさまでした。

 

 後に、高麗皇孫の応神天皇へと王朝が変わると、大陸から秦氏一族が共に入って来ます。これ以降、八幡信仰が始まるのです。

 

 御祭神として、応神天皇さま、神宮皇后さま、比売大神さまの三神を八幡大神として祭るようになるのです。

 

 このときに、比売大神さまを宗像三女神に換えてしまっているのです。このすり替えが、八幡さまの因縁と成り関係者一族に対する封印と成っていたのです。

 

比売大神さまの正体

 比売大神さまは、葛城王朝の建国に貢献した女神たちの総称でした。

 

 白山菊理媛大神さま:マグダラのマリアさまの2魂(指導霊)

 菊理媛大神さま:ソロモン系の聖母マリアさま

 木花咲耶姫大神さま:マグダラのマリアさま

 瀬織津姫大神さま:神大市姫さま

 

 この4柱の女神さまたちを総称して比売大神さまとしていたのです。

 

 八幡さまの封印とは、この強大な力を持った4柱の女神さまたちを封じ込めていた事です。この歴史的事実を明らかにする事で、八幡さまの封印は解かれたのです。

 

 この封印も、時期が来れば自然に解ける様な安直な封印ではありませんでした。宇宙の法則は、それ程甘くないのです。事情を知らぬ御本人さまたちにとっては、自然と解けた様に感じる事でしょうけどね。

 

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