三角陣結界
イヤシロチと呼ばれる、土地から強い気の溢れている場所三か所を選び、ある法則に従って結ばれた仕掛けを三角陣結界と呼びます。
三角陣を構成する三つのポイントには、同じものか同等の質を持ったものを配置します。それは、同じ種類の石とか、同じ材質の材木などです。
神社三角陣結界
日本では、いわゆるエネルギースポットと呼ばれるような清浄な気の溢れる土地には、神社が設けられている事が多いです。ここでは主に神社を使った三角陣結界についてご説明いたします。
神社を三角陣結界のポイントとして使う場合は、同じ神さまを祀るか、同じ系統の神さまを祀るなどの方法が取られます。
水の神さまや、豊穣の女神さまなど、名前は違えども同じ資質を持った神さまを配置するのです。
三四五の結界
三角形の三つの辺の比率が3:4:5となる三角形を使った結界を三四五(さしご)の結界と呼びます。神社を使った結界には良くつかわれている極めてオーソドックスな形式です。
三四五の結界では、各ポイントから流れ出る気は、結界の中を循環します。各点から流れ出る気は、三角陣の辺に沿って外心から重心、垂心へと流れます。
オイラー線
三角形の外心、重心、垂心を結ぶ直線をオイラー線と呼びます。三四五の三角形の場合、外心は一番長い辺の真ん中に当たります。垂心は残りの二本の辺が直角に交わる点になります。
三四五の結界では、気の流れは三角陣の各辺を通り重心部を通過しながら永遠に循環し続けるのです。古代では、新しい街を作るときに街に良い気が集まるように三角陣結界を配置したのです。
封印結界
気の流れをある一点に集めたり、気の流れを阻害して滞らせたりすると、結界は、何者かを封じ込めるための封印の仕組みに成ります。これを、封印結界と呼びます。
敵対する部族の奉ずる神さまや、悪しき霊を封じ込める仕掛けとして封印結界は良く使われています。
ここでは、封印結界の事例をいくつか紹介するとともに、封印結界の仕組みと解き方を合わせてご紹介します。
正三角陣封印結界
正三角形を用いた一番シンプルな三角陣封印結界です。正三角形では、真ん中の一点に重心と外心と垂心の三つの点が集まります。この場合は、三つの点から真ん中のポイントに向かって気が流れ続けるのです。
正三角陣結界に何者かを封じ込めたい場合には、真ん中のポイントにも三角形の三点に共通したものを配置します。そして、封じ込めたい何者かその中に置いて隠せば良いのです。
注:正三角形において、外心と重心、垂心は全て重心に重なります。
三四五の三角陣封印結界
三四五の三角陣結界を使って、正三角陣封印結界と同じ機能を持たせた封印の仕組みを作る事も出来ます。
気が流れる、オイラー線上の重心と垂心の間のポイントに気の流れを滞らせる仕掛けを置けば良いのです。これで、重心が封印のポイントとなります。
正三角陣結界
正三角形を用いた正三角陣結界では気の流れは重心に集まります。この時、重心に何も仕掛けを施さなければ、重心に集まった気は循環しないで広がり拡散されてゆきます。
実際にこの様な仕組みがあるのですが、これは正三角陣結界の三つのポイントから流れ込む気を循環させる必要もないほどの強大な気の流れがある事を前提に造られた仕組みなのです。
複合三角陣結界
正三角陣結界を構成するポイントに他の結界から気を流し込んでやれば、より多くのイヤシロチから気を集める事ができます。このような仕掛けを作れば、正三角陣結界の重心を中心とした広いエリアに気が流れる仕組みとなります。
また、外部から強大な気の流れを誘い込む仕掛けを設けて、複合三角陣結界のなかに気を巡らせ、正三角陣結界の重心部に気を流し込む仕掛けを用いれば、広大な領域に気を流し込む仕掛けと成ります。
七重の複合結界
実際の事例として、静岡市を中心とした広いエリアに七重の三角陣結界を用いた複合三角陣封印結界がありました。
現在では、二つの封印の仕掛けが解除されていますので、それまで滞っていた気の流れは正常化しています。
また、この複合結界の仕掛けには、セントラルサンから強大な気が流れ込む仕様になっています。
ここでは、この七重の複合神社三角陣封印結界の仕組みに付いて順次御説明して行きます。
2023’9/8 再設定
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