結界の共通項
結界を構成する三つの神社の共通項に関して、いままで七の結界と五の結界、そして一の結界について検討してきました。
引き続き残りの結界における三点の共通項を観て行きましょう。
すでに検討済みの結界の共通項に関しましても、今一度ここにまとめておきます。
一の結界 二の結界 三の結界 四の結界
五の結界と七の結界
六の結界
一の結界
一の結界を構成する神社は次の三つです。
3:井宮神社(井宮)
この三つの神社には瀬織津姫さまが祭られていました。
井宮神社に祀られている瀬織津姫さまは、木花咲耶姫さまと磐長姫さまが共に担っていたお役目としての瀬織津姫さまでした。
三の結界
三の結界を構成する神社は次の三つです。
天照皇神(太陽神)
この三つの神社には太陽神が祭られていました。
四の結界
四の結界を構成する神社は次の三つです。
瀬織津姫「すなお」「みやひ」
2:白澤神社(牛妻)
木花咲耶姫「みやひ」
磐長姫「すなお」
四の結界の共通項は五の結界と同じ構造でした。
瀬織戸神社に祀られている瀬織津姫さまは、市杵島姫命さまであり、その正体は磐長姫さまだったのです。
五の結界
五の結界を構成する神社は次の三つです。
瀬織津姫「すなお」「みやひ」
木花咲耶姫「みやひ」
磐長姫「すなお」
五の結界は富士山頂に流れ込むセントラルサンからのエネルギーを複合神社三角陣結界内に巡らせて「富士の仕組み」を発動します。この仕組みが完全に起動すると、三千世界は弥勒の世へと移行するのです。
六の結界
六の結界を構成する神社は次の三つです。
浄化の神:瀬織津姫
浄化の神:菊理姫
菊理姫さま、瀬織津姫さま、木花咲耶姫さまは浄化の三女神さまです。
鳴門海峡の鳴門の渦潮は、祓戸大神の一柱である速開都比売神の働きそのものの象徴です。(注1)
六の結界は、小坂熊野神社に集まる大地の気のエネルギーを受けて「鳴門の仕組み」として地上世界に浄化作用をもたらします。
七の結界
七の結界を構成する神社は次の三つです。
瀬織津姫(水の神)
水の神
三つの神社の共通項は水の神さまでした。
富士山本宮浅間大社に祀られていた市杵島姫命さまが、本来は磐長姫さまであって水の神さまではない事が、この複合結界内に巡る大地の気の流れを滞らせていたのでした。
また、3番目の水の祠は、次の二つの神社を加えた三四五の三角陣結界で補強されていました。
水の神(水の神)
水の神(水の神)
スタンバイ完了
以上で、七つの神社三角陣結界で構成される、複合神社三角陣結界に仕掛けられていた気の流れを滞らせる仕組みが解除されました。
これで、「富士の仕組み」と「鳴門の仕組み」を起動させるエネルギー循環システムのロックが外された状態と成り、起動準備が完全に整ったのです。
九つ花
大本教神諭には「九つ花に咲く一輪の言霊の経綸」と言うお話が有ります。
複合神社三角陣封印結界の封印が解かれ、そこに秘められていた歴史の謎を語る事、これが「九つ花に咲いた一輪の言霊の経綸」なのではないでしょうか?
この九つの神社から成る複合神社三角陣封印結界の謎を解くと、九は十一となり「富士の仕組み」と「鳴門の仕組み」が発動して、弥勒の世へと至るのです。
弥勒の世を導くのは弥勒菩薩さまであり、お仲間の十一面観音を構成する古の神々さま達です。
注釈
注1:祓戸大神
瀬織津比売神(せおりつひめ) -- もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流す
速開都比売神(はやあきつひめ) -- 河口や海の底で待ち構えていてもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込む
気吹戸主神(いぶきどぬし) -- 速開都比売神がもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して根の国・底の国に息吹を放つ
速佐須良比売神(はやさすらひめ) -- 根の国・底の国に持ち込まれたもろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う
参考図書
SUMIKO! 著 アマノコトネ 著 宮崎貞行 著
ヒカルランド
今村聰夫 著 磐崎文彰 編集 緒方徹 イラスト
かざひの文庫
2023’9/8 再設定
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